<はじめに>

「セラピスト」は非常に難しい仕事です。

職業分類でいえばサービス業の範疇であり、国が定める特定の認定資格は存在していません。

したがって自ら「セラピスト」と名乗り出れば、今この瞬間からセラピストとして活動することが可能です。

しかし、お客様の身体に直接触れるがゆえ中途半端な準備ではごまかせません。

私は一人でも多く活躍するセラピストを増やしたいと思い、この「トップセラピスト養成塾」を立ち上げました。

<勉強方法が難しい>

セラピストとして活躍するためには「座学(知識)」「実技(手技スキル)」の習得が必要です。

座学においては、筋肉や骨、内臓器といった解剖学の知識を身につけることが大切です。

しかしながら、解剖学は量が膨大であり「学び方がわからない」といつまでたっても(セラピストとしての)実学になりえません。

たとえば

・細胞の構造やエネルギー供給機構

・内臓系の活動メカニズムや疾患名

こういった知識は知っておくに越したことはありませんが、すぐに現場での実学にはならず、お客様との会話(トーク)には役立ちません。

それよりは

筋肉のコリとハリは何が違うのか

足裏のゴリゴリは何なのか?

筋肉を継続してほぐすと体にはどんな変化が出るのか

といった解剖学を土台にした「活用(トーク)知識」のほうがはるかに需要があります。

ただ、こういった内容は一般的なセミナーや勉強会ではほとんど扱われていません。

それゆえに多くのセラピストが「勉強をしても現場ですぐに使えない(実学にならない)から意味がない」と感じてしまい、座学知識の習得に後ろ向きになってしまっている現状があります。

セラピストが学びやすい専門コンテンツを作成したい、その想いで立ち上げたのが「トップセラピスト養成塾」です。

<座学編>

定期開催しているオンライン勉強会(全7回:60~90分/回)の内容は下記のとおりです。

テーマ内容
<第1回>
身体の知識
のしくみ
・全身の主要骨格
関節のしくみ
腱と靭帯
ほか
<第2回>
身体の知識
筋肉のしくみ
起始停止
・全身の主要な筋肉
ほか
<第3回>
身体の知識

内臓のしくみ
神経のしくみ
リンパのしくみ
ほか
<第4回>
活用(トーク)知識
・筋肉のコリやハリ
・足裏のゴリゴリ
・筋肉がゆるむ仕組み
ほか
<第5回>
活用(トーク)知識
・筋肉の繋がり
・体が硬くなる/柔らかくなる原理
ツボ/起始停止の違い
揉み返し/好転反応の違い
ほか
<第6回>
施術(手技)知識
・施術の目的
押す/揉む/伸ばすの原理
・理想的なほぐす順番、施術コンセプト作り
強圧/弱圧手圧/体重圧
ほか
<第7回>
運営(売上)知識
ブランディング戦略
単価の決め方
・施術におけるストーリー設計
リピーター作りで大切なこと
ほか

いかがでしょうか?

学びたくなる(知りたくなる)内容はありましたか?

もし今まであなたが「勉強は苦手、嫌い、意味がない」と思っていたとしたら、それは勉強内容や学び方を知らなかっただけかもしれません。

ここで一緒に学べばもう大丈夫。

ぜひ一緒にセラピストとしての知識を深めていきましょう。

座学講座

<手技へのこだわり>

実技においても同様の課題感を感じています。

セラピストにとって手技は必須のものですが、ここには(一種の)固定概念があります。

それは「最初に習ったものを信じ続けてしまう、キャリアが長くなるほど新しい手技に挑戦しなくなってしまう」というものです。

たとえば

・あなたの手技のコンセプト(こだわり)は何ですか?

・今実際に行っている手技の目的は何ですか?

・なぜその順番で手技を構成しているのですか?

こういった質問にずばり答えられるでしょうか?

多くの場合、セラピストの手技は「最初に所属した企業で学んだ」「先輩に教えてもらった」「自分自身でアレンジした」ことによって構成されています。

したがって原則原則に基づいていないことがあり「(実は)何をやっているのかよくわかっていない、そもそも考えたことがない…」というケースも多いです。

<実技編>

手技習得において大切なのは「ノウハウ(how:やり方)」よりも「ノウホワイ(why:原理/目的)」です。

すべての手技が言語化できるようになると精度が高まり、なおかつ応用が効くようになります。

定期開催している実技練習会(全8回:120分/回)の内容は下記のとおりです。

テーマ内容
揉みほぐし講座
基礎
・身体の使い方
・大きい筋肉/表層筋へのアプローチ
揉みほぐし講座
応用
・拇指や四指の応用
・小さい筋肉/深層筋へのアプローチ
・腱に対するアプローチ
上半身ストレッチ講座
基礎
大きい筋肉/表層筋へのアプローチ
・僧帽筋、大胸筋、三角筋、前鋸筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋など
上半身ストレッチ講座
応用
小さい筋肉/深層筋へのアプローチ
・菱形筋、肩甲下筋、回旋筋群、大円筋、小円筋、斜角筋など
下半身ストレッチ講座
基礎
大きい筋肉/表層筋へのアプローチ
・臀筋群、大腿四頭筋、ハムストリングス、アキレス腱など
下半身ストレッチ講座
応用
小さい筋肉/深層筋へのアプローチ
・臀筋群、大腿筋膜張筋、内転筋、外転筋、前脛骨筋など
「肩甲骨」特化講座
肩甲骨の動きの最大化
・浮かす、剥がす、回すコツ
・応用アプローチ
「骨盤」特化講座骨盤の動きの最大化
・仙腸関節、股関節
・応用アプローチ

初めて学ぶ新しい手技も、実践中の知っている手技も、「ノウホワイ(原理/目的)」がわかればわかるほど面白くなります。

なんとなく…の手技はもうやめて、納得感のある高品質な手技を身につけませんか?

ぜひ一緒にセラピストの道を極めていきましょう!

実技講座